☆ 拙著『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』が、3刷決定です。皆さま、本当にありがとうございます。
☆ 子どものためのクリティカル・シンキング講座(「コミュニケーション能力プログラム」)第3期生、近日中に募集開始します!
☆ グローバル水準に見合った作文を目指す「作文塾」(小学3-6年生対象)にご関心をお持ち下さっている皆さま、どうもありがとうございます。現在、週末クラスを検討中です。
☆ Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力を伸ばし、「生きる力」を伸ばすスクールです。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。
毎日本当に暑いです。皆さん、体調など崩していらっしゃいませんか。
さて、猛暑の中、先日、小学生対象のクリティカル・シンキング(「コミュニケーション能力プログラム」)の第1期生が無事、卒業していきました。
このプログラムを始めたのは、昨年の2月。日本の学校ではなじみの薄い「自分で考えて、自分の意見を伝えることの喜び」を子どもたちに味わってほしい、考えることの楽しさを知って、多様性理解や思いやりを身につけてほしい…という一念でスタートしました。
始めた当初は、子どもたちがどこまで考えることができるのか、そもそも、「自分でじっくり考えること」を感覚的にわかってくれるのか、「考えることを楽しむ」ということができるようになるのか、まるで未知数でした。
ところが、プライマリー(初級)→アドバンスト(中級)→オナーズ(上級)と、それぞれ10回ずつ、計30回のコースを進んでいく間に子どもたちは、私の想像をはるかに越えて、どんどん「考える人」として見事に成長していきました。
子どもたちからは毎回、大人でも気づかないような、ハッとさせられるような意見や考えが飛び出しました。そこはまさに、「子ども版白熱教室」。
オナーズの最終回に私が子どもたちに、「クリティカル・シンキングを始める前と今とでは、何が変わった?」と尋ねると、もはや「考える達人」の域にある子どもたちからは、「何に対しても理由がわかるようになった」「考えてひとつの答えが出ても、これで本当にいいのかな?もっと考えてみたいな、って思うようになった」「皆と話し合って考えるのがすごく楽しくなった」「事実と意見が違うってことがわかった。何が本当の真実か、なんて、誰にもわからないことだってある」「見方を変えることの大事さがわかった」「意見は一人一人違うからこそいいんだってことがわかった」「先生からヒントをもらわなくても、自分たちだけで考えられるようになった」などの、驚くような深い答えの数々。
子どもたちからは、「えー?もう終わり?もっとやりたい!続きはないの?」の声。その声を聞いて、子どもたちが考えることを本当に楽しめるようになったんだ、と確信しました。
子どもたちからもらった、たくさんの気づき、考え、そして、あふれんばかりの笑顔。
本当に、ありがとう。
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