「考えること」は自己表現

 子どものためのクリティカル・シンキング講座(「コミュニケーション能力プログラム」)第3期生、近日中に募集開始します!
 グローバル水準に見合った作文を目指す「作文塾」(小学3-6年生対象)にご関心をお持ち下さっている皆さま、どうもありがとうございます。現在、週末クラスを検討中です。
 Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力を伸ばし、「生きる力」を伸ばすスクールです。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

先日発売になりました拙著『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』はおかげさまで、発売後3日目で増刷決定となりました。

アマゾンのロジカル・シンキング部門では、6月27日午後現在、第1位です。

皆さん、本当にありがとうございます!

さて、今日は…私の友人の、ハッとさせられたコメントをご紹介したいと思います。

この友人は、ウィンドー・ディスプレーの仕事を長年やっています。彼がデザインするウィンドーは叙情的で、夢があって、私はいつも「こういうアートな才能がある人っていいなあ」とため息まじりです。

そんな友人と先日久しぶりにおしゃべりをしていた時のこと。ふと、彼が、

「ねえ、考えたり意見を持つことって、ボクたちが絵を描いたりデザインしたりするのと同じなんだね。自己表現なんだね」

と言ってきました。

実は、この直前に、彼に「ところで、『考える力』ってどういうものなの?」と聞かれていたのです。

私は、待ってました!と言わんばかりに、機関銃のようにこう答えました。

「一言で言うと(あれ? 一言じゃないかも)、自分の頭で一生懸命考えて、自分で納得のいく意見を作るっていうこと。自分という人間を語る大事な意見だからこそ、自分の意見にはそれなりの覚悟が必要だと思う」

これを聞いた友人が言ってきたのが、「考えて意見を持つって、自己表現なんだね」というコメントだったのです。

この友人が言う通り、なのですよね。

「意見」はその人を語るものなのだから、その人の大事な自己表現。そして、それは、絵を描いたり歌を歌ったりダンスをしたり、ということと、ある意味、同じレベルで扱われるべきものだと思います。

私はこんなことを考えてるの。ボクは、このことについてはこういう意見なんだ。

考えや意見を通して、日本の子どもたちがもっと自己表現できたら…すばらしいことだと思いませんか。

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