月別アーカイブ: 2015年11月

小3の男の子の考察:考えることとは

◇ 子どもの考える・伝える力を伸ばす コミュニケーション能力プログラム 新期プライマリー(初級クラス)のお申し込みは、年明けになる予定です。募集が始まりましたら、こちらのページでもご案内差し上げます。今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。

◇ THINK- AIDは、「自分で考える力」「伝える力」を育むことを目指し、様々な活動を行っております。フェイスブックページでも、情報をお伝えしております。是非、ご活用下さい。
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こんにちは。THINK-AID 狩野みきです。

急に寒くなってきましたね。皆さん、体調にはお気をつけ下さいね。

子どもの考える・伝える力を伸ばす コミュニケーション能力プログラムに参加している小3の男の子の考察がすごい!ので、以下、シェアさせてください:

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考えることは、そうぞうすること。

たとえば、うちゅう人にかさをせつめいするとき、うちゅう人が知っていることを言いながら、かさのことをせつめいした。だから、気をつけることは、あいてにせつめいするとき、どうしたらあいてにつたわるかな、と考えること。

あいてが鳥なら、ひよこのつもりになって考えると考えやすくなる。

じじつ、いけんを考えるときは、しょうこをさがしながら考える。たとえば、どうしたらねこがむこうぎしまで行けるか、ということを考えたとき、ぼくは1こしか思いつかなかった。でも、あいての意見を聞いたら考えがふえた。あいてのいけんを聞きながら考える。

あいてがなにを知っているか、ということも気をつける。あいての知っていることはなにか、考えながら考える。
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この男の子、まだ本プログラムを始めて3ヶ月。すごいなあ。

「気をつけることは、あいてにせつめいするとき、どうしたらあいてにつたわるかな、と考えること」
には、この男の子の感じ取る力もうかがえます。

このクラスでは、6年生さんたちが低学年さんに、難しい言葉をたくさん説明してくれました。小さい子でもわかる言葉を使って一生懸命…

「あいてがなにを知っているか、ということも気をつける」「どうしたらあいてにつたわるかな、と考える」ということを、みんなとの関わりの中で学んでくれたのですね。

「魔法使いとかはがんばってもなれないよね」

◇ 11月21日(土)に DODA 女性のための転職フェア に狩野みきが登壇します。
◇ 子どもの考える・伝える力を伸ばす コミュニケーション能力プログラム 新期プライマリー(初級クラス)のお申し込みは、年明けになる予定です。募集が始まりましたら、こちらのページでもご案内差し上げます。今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。

◇ THINK- AIDは、「自分で考える力」「伝える力」を育むことを目指し、様々な活動を行っております。フェイスブックページでも、情報をお伝えしております。是非、ご活用下さい。
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こんにちは。THINK-AID 狩野みきです。

あっという間に11月。早いですね。

さて、子どもの考える・伝える力を伸ばす コミュニケーション能力プログラム では、将来の夢についてとことん語ってもらうことが恒例になっています。

先日、「将来の夢について考えてきてね」と宿題を出したところ、小学校中学年の女の子が、

「本当になれるものじゃないとダメだよね? 魔法使いとかは頑張ってもなれないからね〜」

と真剣に話していた…と保護者の方が教えて下さいました。なんともかわいいですね。

子どもたちの発想は、私たちにいろいろなことを教えてくれます。

たとえば、夢は今の「現実」に見合っていないといけないのか、という問題。

そして、「魔法使い」を「絶対にできないこと」の比喩として捉えると、この女の子の発想からは、
・「絶対にできないこと」は本当にできないのか、そう思い込んでいるだけではないのか
・「絶対にできないこと」を「できること」にするためには何が必要か
・「絶対にできない」と言える根拠は何か

…などなど、大人が真剣に考えるべき問題が浮かび上がってきます。

この女の子は、どんな夢を語ってくれるのでしょうか。

次回のプログラムも楽しみです!