☆ Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力を伸ばし、「生きる力」を伸ばすスクールです!
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Wonderful☆Kidsの狩野みきです。
クリスマスイブは、どのようにお過ごしでしたか。
我が家は、ちょっとした事件がありました。
我が家には二人の子ども(9歳娘と4歳息子)がいるのですが、イブの昨夜、遅くになって、上の娘のクリスマスプレゼントがない!ということが判明したのです。
娘は今年、サンタさんにもらうプレゼントがなかなか決まらず、サンタ代理の私と夫が「あんまり遅いとサンタさん、困っちゃうから早く決めた方がいいよ〜」とずっと促し続けていたのでした。そして、娘がやっと「サンタさんにこれをお願いする」と言ってきたのが12月も半ばを過ぎた頃。
「サンタさん」からのプレゼントを準備するのは毎年夫の仕事で、今年も二人分のプレゼントを入手すべく奔走しました。ところが、息子のものは無事入手できたのですが、娘の方はリクエストが遅かったのと、頼んできたプレゼントがかなりの人気商品なのか、どこの店でも品切れだったようで…
そして、「娘のプレゼントが買えなかった」と夫が言ってきたのが昨夜、日付が25日に変わる直前。
「ちょっとお。そういうことはもっと早く相談してよね、子どもたち、サンタさん宛に『毎年ありがとう』って置き手紙までさっき準備していたじゃないのよっ」といつもなら文句をたれるところですが、昨夜ばかりは、どうしよう!と焦るばかり。たかがサンタ、されどサンタ。プレゼントが間に合わなかったのは娘の責任でもあるのだからしょうがないと思いつつ、それでも、朝起きて、自分のプレゼントだけないということに気づいたらどんなに悲しむだろうかと思うと私の気持ちも暗くなり…
そこで、「サンタさんからの手紙」を書くことにしました。
一生懸命探したけれどプレゼントが準備できなかったこと、でも手配済みであること、プレゼントが着いたらすぐにパパママに連絡をするからそれまで待っていてほしいこと、ごめん…と書きました。
そして最後に、「来年からはもっと早くリクエストしてくれると嬉しいな。そうしたら、悲しませないですむと思うから」と、サンタ代理として言っておかなければならないことも書いておきました。
「A案がだめになった→B案の提案→今後につなぐ(こちらの主張)」というこの構成は明らかに私の文章だなぁ、へんなところ勘のいい娘には気づかれるかも、と思いつつ、ここそこに「○○しておくれ」などというサンタ語(?)を散りばめて、夜中にカタカタとプリントアウトして封筒に入れて、下の子のプレゼントと一緒に置いておきました。そして、子どもたちが一生懸命書いた、サンタさん宛の「置き手紙」は私が回収し…
そして、朝。娘はいつもよりずっと早く起きてきました。そして、プレゼントがないことに気づき…顔が見る見る暗くなっていきます。ところが、「あ、手紙がある」と言って読み終わると、びっくりするほどあっけらかんと、
「私のプレゼント、間に合わなかったんだって、すごい人気で品切れらしいの、ちょっと待っててほしいって。」
あー、よかったぁ、と一安心。すると娘が、
「あー、自分のせいだってことがよーくわかった。サンタさんに『来年はもっと早くプレゼントを決めてほしい』って言われちゃった。来年からはもっと早くプレゼントを決めようっと。」
いやぁ、失敗にまさる教材はやはりないですね。よしよし、と思っていると娘がさらに続けて、
「でもさぁ、サンタさんって本当に誰なんだろうね。みんなにプレゼント用意して、その上手紙まで書いて、ご丁寧に封筒にまで入れて、私たちの手紙もきちんと受けとってくれるって…」
「ご丁寧に」と娘が言うので笑ってしまいました。サンタさんを信じなくなる頃にはもっと大人になっているのだろうなと思うと、嬉しいような切ないような。
サンタ事件で一喜一憂できることに感謝しつつ、一瞬一瞬をもっと大切に生きなくちゃいけないな、とあらためて思う、今年のクリスマスです。
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