◇22年度4月より開講の「グローバルに通用する思考・言葉力」のお問い合わせはこちら。
◇ THINK-AIDは、「自分で考える力」「伝える力」を育むことを目指し、様々な活動を行っております。フェイスブクップページでも、情報をお伝えしております。是非ご活用下さい。
◇ 小学生向けの「考える・伝える力」クラスはの新規生募集は来年になります。詳細が決まりましたら、当サイトおよび フェイスブクップページでご案内差し上げます。よろしくお願いいたします。
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小学生の考える・伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム」より、クラス風景のご紹介です。
「事実と意見」の線引きをやった時のこと。
事実と意見を区別することは、考える力(クリティカル・シンキング)の大事な基礎です。
子どもたちに、「地球は丸い」という事実を証明するためにはどんな証拠がある?と尋ねると…
「写真」
「図鑑」
「地球のみんなをロケットに乗せて見せる」
「写真だと信じない人もいるよ」
「今までみんなが言った証拠は全部『見せる』ものだよね、やっぱり『見せる』はわかりやすいんだね」
ここまで考えられるなら、さらに広く深い思考へと引っ張ってあげたくなります。
「じゃあ、『見せる』以外に地球が丸いことを証明する方法はある?」と聞いてみると…
「歴史を調べる」
「大統領に『地球は丸いんだ!』と怒って言ってもらう」
「地球の表面に大きなシートを張って、その上を目の見えない人に歩いてもらう」
「目の見えない人じゃなくても、目が見えない宇宙服を着ればいいんじゃない?」
子どもならではの柔軟な発想、大人も顔負けの俯瞰力。
事実の何たるかを肌でわかっていることの凄さ。
何より、考えをシェアするのが楽しい!
友達の意見を聞いているのが楽しい!
というワクワクが伝わってくるのが嬉しいです。
THINK-AIDの教育のモットーは、1人ひとりの個性を大事に育てること。
シラバスの基本を守りつつ、「この子だからできる」思考の後押しをこれからもしていきたいです。
みんな、いつも楽しい、真剣な時間をありがとう。