テレビの主題歌について、子どもと考えてみよう

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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

子どもとテレビ。どれだけ見せるのか、見せないのか。これについては皆さん、色々な考えをお持ちだと思います。

我が家は「テレビは時間を限って」派です。でも、その限られた時間内に子どもたちと一緒に見ていると、なんともおもしろいテレビ番組がたくさんあります。

私が今、いちばん気に入っているのが「仮面ライダー ウィザード」。

人は絶望すると、とんでもない怪物を生み出してしまう。だから、仮面ライダーが「最後の希望」となって、人々を絶望させないように一生懸命戦う…というのが一大テーマなのですが、これ、すごい「比喩」だと思いませんか。

人間は絶望すると、自分を傷つけるだけでなく、まわりも傷つけてしまう—まさにその通りですよね。そして、それを「仮面ライダー」という人気のヒーローを通して子どもたちに伝えるテレビってすごいなあ、と感心します。ストーリー展開もとてもよくできてるんです。「文学」と呼んでもいいぐらい。

それに、今の仮面ライダーの垢抜け感と言ったら、私が子どもの頃見ていた仮面ライダーとは、エラい違い…

あ、ついつい、仮面ライダー話に熱が入ってしまいました。

さて。子どもって、好きな番組の主題歌を覚えて、何度でも歌いたがりますよね。

ここでやっと、Wonderful Kidsならではの「考える」話です。

せっかく子どもが好きになった主題歌。これを味方につけて、子どもの「考える力」を深めてみませんか。

私はよく、テレビの主題歌の歌詞をめぐって、子どもたちと語り合います。

歌詞のどこの部分がいちばんすき?
それはどうして?

子どもたちとあれこれ語り合っていると、「おお、そうか!」という気づきがあったり、子どもの知られざる一面が見られたり。なかなかおもしろいですよ。

先日、我が家皆が大好きな「ゴーカイジャー」(海賊ヒーローのお話)の歌詞について語ったところ、息子が好きだと言ってきたのは「運命を奪い取れ」(理由は「かっこいいから」)、娘は「欲しけりゃ その手で つかめ」(「いちばん海賊らしさが出てると思うから」)。私が気に入っているのは「どんな星なき夜でも キズだらけで前進するんだ」(「勇気づけられて、泣けるから」)。

ところで、5歳ムスコ、「運命」って何だかわかってる?

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