表と裏

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こんにちは。THINK-AID 狩野です。

朝夕寒くなってきました。

今日は、小学生の考える・伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム」より、お宿題の内容をご紹介したいと思います。

宿題は、「表と裏のあるものを探してくる」というもの。

表って何?
裏って何?
なんのためにあるの?

「どっちも裏や、どっちも表、はできない」という発言にはたくさんのことを考えさせられます。

***「表と裏のあるものを探してくる」というお題への、小3の男の子の答え***

【半紙】表はつるつるしていて、裏はざらざらしている。墨と筆で書きやすいように、書く面(表)はつるつるしている。裏は滑り止めのためにざらざらしていると思う。

【洋服】裏にはラベルが付いていて、ポケットは使えない。縫い目が裏にはある。表には、閉じられるようにボタンやジッパーががある。襟が表側に来るようになっている。柄や模様も表にある。裏表がある理由は、服を縫うと縫い目が絶対にできてしまうので、裏表がある。

【葉っぱ】
表はつるつるしていることか多い。裏はほとんどの葉っぱがボコボコ、ざらざらしている。色は、裏の方が白っぽい。表は、日光を取り込みやすいように工夫されているとおもう。

【めがね、レンズ】
表は出っ張っていることが多くて、裏が凹んでいることが多い。よく見えるようにするために裏表がある。どっちも裏や、どっちも表、はできない。

【スマートフォン】
表にはスクリーンがあって、裏はカメラがあったり、蓋のようになっていて開けると中のバッテリーやチップを出せる。裏表がある理由は、スクリーンは一つしか要らないし、機械をいじれる面が必要。キーボードとかアイパッドとかも同じ理由だと思う。

【トランプ】
表が何の絵柄か人がわからないように、伏せるために裏がある。

【定規】
表は端が坂のように斜めになっている。こうなっていることで、綺麗に線が書きやすい。裏は線を引くために使わないので、坂みたいになっていない。

【ポケットティッシュ】
表はティッシュを取り出せるように開いている。裏はティッシュを作った会社のことや、ティッシュの説明が載っている。裏表がある理由は、両方から取れるようになっていると、落ちたりするから。ティッシュが古くなるとポロポロしてくる。

【看板】
ほとんどの看板は片面だけインクが付いていて、裏はついていない。たまに両方インクがついているものもある。それはどちらからも人が見えるようになっている場所にある看板。