「ボクの意見は100%じゃない、だから、話し合う」

 『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』のオーディオブックが発売されました!
 ママとパパのためのThinking Salon、第3回は 6月28日(土)開催予定です。テーマは「考える子どもを育てるために」を予定しています。第2回にお越し下さった皆さま、どうもありがとうございました。

 Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力・伝える力を伸ばすスクールです。フェイスブックページでも、様々な情報をお伝えしております。是非、ご活用下さい。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

子ども考える力・伝える力を伸ばすコミュニケーション能力プログラムの新しいクールが、今月からまたスタートしました。

このプログラムは、初級・中級・上級のクラスに分かれていて、それぞれのクラスを修了すると、上のクラスにあがる仕組みになっています。

上級クラスの子どもたちはもう、大人顔負けの「考え、伝える人」です。

とにかく活発に発言する子どもたち。時には私が想像もできないような方向に話が発展することもあります。

この間のレッスンでは、色々な視点から物事を見るということについてディスカッションしていたのですが、また話が発展して、小学5年生の女の子が、「どんなにすごい意見でも、たいしたことのなさそうな意見でも、他の人の意見は絶対に聞かなければいけない」と言ってきました。

ところで、なんでどんな意見でも聞かなくちゃいけないんだろう?と私が聞いてみると、小学2年生の男の子が答えて曰く…

「だって、ボクの意見も、ボクのチームの意見も100%じゃないから。他の人の意見を聞くと、あ、そうかぁって思ったりするから」

子どもって、本当にすごいですね。

意見を伝え合うことを楽しめるようになってきた子どもたちに、「人前で意見を言うのって緊張する?」と聞いてみると、「へ? なんで緊張しなくちゃいけないの? あー、でも前は緊張してたかな…でも、意見って、『こういう意見じゃないとダメ』っていう、正解はないでしょ」との答えが返ってきました。

きちんと考えて伝えて、相手の意見もきちんと聞いて、皆で話し合って「良いもの」を作ること。想像力と思いやりをもって、友だちの意見を受け止めること。話し合いを楽しめること。このプログラムの目指すところです。

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