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アドバンスト・コース(1期生)、終了!

小学生の考える力と伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム プライマリー(初級コース)」(隔週、全10回)2期生の募集は、おかげさまをもちまして定員に満ちたため、締め切らせていただきました。夏には3期生の募集を予定しておりますので、今回惜しくももれてしまわれた方、申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さいますか。よろしくお願いいたします。
 Wonderful☆Kidsは、子どもたちの考える力を伸ばし、「生きる力」を伸ばすスクールです。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

小学生対象の「コミュニケーション能力プログラム アドバンスト(中級コース)」(1期生) が昨日、無事終了しました。

本プログラムは、子どもたちの「考える力」と「伝える力」を伸ばすために開発されたもので、子どもたちは対話を重ねながら、「考える・伝えるとはどういうことか」というテーマをめぐって、自分たちだけの答えを探していきます。

昨日アドバンスト・コースを終えた子どもたちが本プログラムの「プライマリー(初級コース)」に初めて来てくれたのは、ちょうど1年前。意見を持つという感覚もおぼつかない感じで、自分の考えに自信を持てなかったり、「どこかにあるかもしれない正解」におびえたり、相手の話をさえぎってしまったり…ということもけっこうありました。

でも、その後、毎回のレッスンを通して、考えるということはどういうことか、だんだん肌でわかるようになりました。そして、自分の意見と同じように他の人の意見も大事だということや、相手の立場に立つことの大切さを、ディスカッションを通して実感したようです。

そして迎えた、アドバンスト・コース最終日。最後を飾ったのは、子どもたちの発表でした。

テーマは、「2030年、こんな世界になったらいいな」。子どもたちは、自分たちにとって「幸せな世界」とはどんな世界か、ということを一生懸命考えて話し合って、発表内容を作り上げました。

その発表は、まさに「有終の美」の一言。私は感動のあまり涙をこらえるのが必死でした。「自分たちの大事な考えを、皆に伝えたい」という気持ちがひしひしと伝わってくる名発表で、もはや、1年前の彼らとはまるで別人でした。

その成長ぶりに「まるで別人」などと書いてしまいましたが、実は別人でもなんでもないんですよね。

子どもは誰でも、本当に、無限の可能性を秘めています。昨日の見事な発表も、その可能性が花を開いただけで、その花を「咲かせた」のは講師の私ではなく、子どもたち自身なのですから。

私は子どもたちに「教えている」という感覚はありません。ヒントを与えて、問いかけて、考えを引き出して、背中を押してやっているだけです。背中を押されると、子どもって、自分の力で見事に成長していくんですよ。「自分で成長できた」ということが、自信と自己肯定につながっていくのだと信じています。

保護者の方々はよく、「コミュニケーション能力プログラムに参加するようになって、うちの子どもは本当に変わりました」とおっしゃって下さいます。

具体的にどう変わったかとうかがってみますと、「自信がついた」「学校でもよく発表するようになった」「相手の立場を考えるようになった」「親とのコミュニケーションがずっと深いものになった」などと教えて下さいました。

「考える力」「伝える力」は、英会話や水泳などとは違って、「英語で自己紹介ができるようになった」「25m泳げるようになった」などのように、誰の目にもその効果のほどがすぐにわかるものではないと思います。でも、いちばん近くにいらっしゃる保護者の方が、お子さんの「変化」をこのように感じて下さっていると聞いて、とても勇気づけられました。

私が本プログラムで感じる最大の喜び…それは、子どもたちが、そのすてきな考えを惜しげもなく私に与えてくれることです。「そうか、そういう考え方もあるね!すごいね!」と何度、大切な気づきをもらったことでしょう。みんな、本当にありがとう。

本プログラムには、今月末から2期生が新たに「入学」してきます。そして、アドバンスト・コースを修了した「達人さん」たちは、さらに上級コースに進みます。

今度はどんなすてきな考えと出会えるでしょうか。今からワクワクが止まりません!

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自己肯定感って、何?

 ご好評をいただいております、小学生の考える力と伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム」(隔週、全10回)の、第二期生の募集がスタートしました。詳細は、こちらです。
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こんにちは。Wonderful Kidsの狩野みきです。

最近特に耳にすることが多くなった、「自己肯定感」という言葉。

最近の子どもは自己肯定感が低い、とよく言われます。子どもよりもむしろ大学生や大人の方が自己肯定感が低いのではないか、と思うこともあるのですが…

そもそも「自己肯定感」って何でしょう。意味はわかってはいるけれど、今ひとつピンと来ない、という方は少なくないと思います。

自己肯定とは「自己のあり方を自分自身で認めること」。日本国語大辞典からの引用ですが、この定義、理屈ではわかるけれど、実感としてはわかりづらいような…

自己肯定感はよく、「自分は特別で大切な存在なんだ、と理解すること」という説明のされ方もしますが、これも、意味はもちろん理解できるけれど、今ひとつピンと来ないんじゃないかなぁ、と感じていました。

なぜかというと、日本社会で「自分は特別で大切な存在」と言うと、時には「自己中心」「自分さえよければいい」というマイナスのイメージが伴うからです。「謙遜の美学」に反するような響きがどことなくするんですね。

自己肯定感。生きていくための大事なパワーだと思います。

考えることが自己肯定感をもたらす→生きる力になる、と私はいつも言っていますが、でも、どうすれば、自己肯定感=自己中心ではない、ということをきちんとわかってもらえるかなぁ、とずっと悩んでいたところ…

つい先日、「自己肯定感」のいとも明快な定義に出会ったのです。子どもに長年お芝居の指導をなさっている方とお話していた時に、その方がサラリと、

「自己肯定っていうのは、自分のことを本当の意味で愛せること」

とおっしゃったんです。

彼女のこの言葉を耳にしたとき、目の前がパーッと開けた気がしました。

誰かを「愛する」というのは、その人の良いところも悪いところもトータルで見て「いとおしいと思う」ということですよね。その人の良いところばかり見て悪いところは見ない、というのでは、その人のことを「愛する」ことはできませんし、悪いところがあるからイヤだ、と言っていたのでは、誰のことも「愛する」ことはできません。悪いところのない人なんて、おそらくいないのですから。

自分に対しても同じなのだと思います。私は良いところがこれだけあって、でも悪いところもある。悪いところは直そうとがんばっているけれどなかなか直せない、でも、そんな自分を「私はこういう良いところと悪いところがあって、がんばってるけど失敗もしちゃう、でも毎日一生懸命生きてるよ」と、自分の存在を認めてやることが、大事なのだと思います。

本当に大事な誰かに向かって、いちいち「私はあなたのことを愛している」と連発する必要はないですよね(あ、もちろん、西洋風に連呼してもいいんですけど…)。同じように、「私は自分のことを愛しているんだ、愛しているんだ」と声高に言う必要もないのだと思います。自分の中で静かに「自分はこういう人間だとわかっているからこそ、自分のことを『こういう人間』として認めてるんだ」と思うことが、生きるパワーをくれるはずです。

そして、「自分はこういう人間だとわかる」ということは、「考える」ことがもたらしてくれる。私はそう信じています。

自分を本当の意味で愛せる子どもを、考えることを通してもっと増したい。そのためのお手伝いを、微力ながらしたい…と今日も思っています。

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