投稿者「miki」のアーカイブ

「伝え方」を学ぶ教室

◇ THINK-AIDは、「自分で考える力」「伝える力」を育むことを目指し、様々な活動を行っております。フェイスブクップページでも、情報をお伝えしております。是非ご活用下さい。
◇ 小学生向けの「考える・伝える力」クラスはの新規生募集は来年になります。詳細が決まりましたら、当サイトおよび フェイスブクップページでご案内差し上げます。よろしくお願いいたします。
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この春より新規開講する国語コース(My Japanese、略してMJコース)の最終準備を進めています。

MJコースでは何をするの?
普通の塾の国語とは何が違うの?

というご質問をよく受けます。

その度に、逆にこう質問させていただいています。

「国語の授業で『効果的な伝え方』を目的別に、具体的に習ったこと、ありますか」

「ない」と答える方がほとんどではないでしょうか。

それもそのはず、国語は伝統的に「文章の解読法」にフォーカスした科目だからです。目的別に効果的な伝え方を教えることをあまりやってこなかったのですね。

一方、欧米などの「国語」の授業では「効果的な伝え方」を小学校の頃から徹底的に鍛えます。

これからの時代は「解読」だけでなく「効果的な発信のスキル」が必須です。

ダボス会議で有名な世界経済フォーラムは、これからは「世界各地からバーチャル・チームとして働ける人材が求められる」と言っていますが、多様な文化の人たちと協働するにはまさに「効果的な発信のスキル」が求められますね。

人種も文化も違う相手に、自分が伝えたいことをどう伝えればいいの?
効果的な「説明」の手順・コツとは?
効果的な「描写」の手順・コツとは?
効果的な「説得」の手順・コツとは?
「気持ち」を伝えるための手順・コツとは?
そもそも、自分が「伝えたいこと」って何だろう?
考えていることをどうすれば効果的に「言葉」にできるの?
自分の個性を活かしたプレゼンテーション法とは?

MJコースではそんなことを学びます。

英米の学校で伝統的に行われている「伝え方指導法」をベースに、グローバルを視野に入れた「効果的な伝え方」を指導します。

説明会・体験レッスンも行っておりますので、こちらよりお気軽にご連絡ください。
お待ちしております!

「『見せる』証拠はわかりやすいんだね」

◇22年度4月より開講の「グローバルに通用する思考・言葉力」のお問い合わせはこちら
◇ THINK-AIDは、「自分で考える力」「伝える力」を育むことを目指し、様々な活動を行っております。フェイスブクップページでも、情報をお伝えしております。是非ご活用下さい。
◇ 小学生向けの「考える・伝える力」クラスはの新規生募集は来年になります。詳細が決まりましたら、当サイトおよび フェイスブクップページでご案内差し上げます。よろしくお願いいたします。
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小学生の考える・伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム」より、クラス風景のご紹介です。

「事実と意見」の線引きをやった時のこと。

事実と意見を区別することは、考える力(クリティカル・シンキング)の大事な基礎です。

子どもたちに、「地球は丸い」という事実を証明するためにはどんな証拠がある?と尋ねると…

「写真」
「図鑑」
「地球のみんなをロケットに乗せて見せる」
「写真だと信じない人もいるよ」
「今までみんなが言った証拠は全部『見せる』ものだよね、やっぱり『見せる』はわかりやすいんだね」

ここまで考えられるなら、さらに広く深い思考へと引っ張ってあげたくなります。

「じゃあ、『見せる』以外に地球が丸いことを証明する方法はある?」と聞いてみると…

「歴史を調べる」
「大統領に『地球は丸いんだ!』と怒って言ってもらう」
「地球の表面に大きなシートを張って、その上を目の見えない人に歩いてもらう」
「目の見えない人じゃなくても、目が見えない宇宙服を着ればいいんじゃない?」

子どもならではの柔軟な発想、大人も顔負けの俯瞰力。
事実の何たるかを肌でわかっていることの凄さ。

何より、考えをシェアするのが楽しい!
友達の意見を聞いているのが楽しい!
というワクワクが伝わってくるのが嬉しいです。

THINK-AIDの教育のモットーは、1人ひとりの個性を大事に育てること。

シラバスの基本を守りつつ、「この子だからできる」思考の後押しをこれからもしていきたいです。

みんな、いつも楽しい、真剣な時間をありがとう。